ページ

2010/06/16

ソフトカバーノート+嘉瑞工房カード

こんにちは。蒸す日が続きます。
なんと、あっという間に今日は父の日です。
ぎりぎりプレゼント、間に合います!
ということで、前回の続きで
父の日のプレゼントにもぴったりなハードカバーノート用リフィル、
そして"Thank you"を伝えるカードを駆け足でご紹介します。



前回ソフトカバーノートの中身についてはほとんど触れませんでした。
今回はショップでのお客様のためし書きでその書き心地を見てみましょう。

ソフトカバーノートはハードカバーケースノートの差しかえ用ノートとして作っています。
中身は「無地」「罫線」「方眼」の3種類。

横罫線入りはこのような感じです。

万年筆のインクを替えて試しています。これはスタッフの字でしょうか?
「ゆく川の流れは絶えずして…」なかなか渋い試し書きです。


裏です。
うっすらと写ってはいますが、インクの抜けは全くありません。
すべらかな紙で、万年筆の先が引っかかることもありません。



横罫線はグレーのラインが薄く入っています。
「年末」、奥には「桜」…試し書きにも季節が。
罫線の入る幅は約7mmです。



そして最後に方眼です。
こちらは5mm刻みになっています。
図を書き入れるには方眼があるとガイドになって便利ですね。

ソフトカバーノートはハードカバーケースに合わせてサイズは4種類。
A5…見開きでA4に。スケッチにも 787円
B6…持ち歩きにお勧めです。682円
A4(無地のみ)1470円
B5(無地・方眼)1155円
用途やお好みでお選びください。




さて、父の日当日です。(ぎりぎりですみません)
日頃伝えきれない感謝を、こんなカードにのせてはいかがでしょう。
「欧文活字といえば…」の嘉瑞工房さんに作って頂いたカードです。

使用書体はFestivalです。
二色刷りで、文字がリズミカルに並びます。





活版の刷りの美しさが、わかるでしょうか…!
赤とブルーの二色刷りです。
嘉瑞工房の高岡さんにこのカードを見せて頂いた時に、
「なんでこの二色を選んだのか分かりますか?」と問題を出されました。
うーん、なぜでしょう。答えは「ブリティッシュ・カラーだからです!」
なるほど、書体の由来から色をもらっているのですね。粋ですね。


このカードは嘉瑞工房と美篶堂のコラボレーション、
しっかり The Kazui Press Ltd. の後に Produced by Misuzudo Bindery と!
文字の美しさで、シンプルに感謝が伝わることでしょう。

ぜひ、父の日に、いやどんな贈り物にも添えて頂きたいカードです。
二つ折りのカードと、封筒がセットになっています。ひと組320円です。

ハードカバーノートにカードに添えて。
ぐっと特別なプレゼントになります。



Thank you カードは現在は店頭のみでの販売ですが、もうすぐ通販にも対応するように致します。
もう少々お待ち下さい!
おなじく活版印刷でのカードは、誕生日を祝うバースデーカードがございます。
嘉瑞工房活版印刷グリーティングカード HAPPY BIRTHDAY 赤
嘉瑞工房活版印刷グリーティングカード HAPPY BIRTHDAY 緑
こちらも素敵です。



店主が「コトノハモツテの小さな旅」の準備を始めています。
「コトノハモツテ」?
次回はこの呪文のような名前のついた冊子をご紹介いたします。

今日もお付き合い頂きありがとうございます!
私も今日は父にハードカバーケースノートをプレゼントしようと思っています。

am

2010/06/15

ハードカバーケースノート

お久しぶりです!だんだんと滞っております、が
初志貫徹!有言実行!
まだまだたくさん紹介したいものはたくさんあります!
コツコツと進めます、改めてよろしくお願い致します。



本日は機能的みすずノート、ハードカバーケースノートのご紹介です。

ハードカバーケースノートA5 一冊1890円
ハードカバーケースノートB6 一冊1732円



こちらは表紙と本文が取り外し可能なノートです。
ハードカバー(表紙)にポケットがついており、
そこにソフトカバーのノート(本文)を差し入れて使うのです。



一冊書き終えても、中身だけ差し替えてハードカバーは長く使うことができます。
クロスで包まれたカバーは6色展開です。


「にぶ桃」「赤」「からし」「松葉」「サックス」「黒」どれも発色よく鮮やかです。



定番の大きさは、A5、B6。
少し分かりにくいですが、後ろの黒がA5、手前のにぶ桃がB6です。
(比較対象は名刺と鉛筆です)
B6は持ち歩きに便利なサイズです。
外出することが多かったり、出先でメモをよく取るという方におすすめです。
A5は、授業のノートや会議の記録にもしっかり書き込める大きさです。




差し替え用リフィルは3種類。「無地」「横罫線」「方眼」があります。
ソフトカバーノートA5 一冊787円
ソフトカバーノートB6 一冊682円
通販や御茶ノ水ショップ以外のお店では最初は無地がセットされています。
御茶ノ水ショップでは、その場で横罫線や方眼にお取り替えもできますので、
お気軽にお声をおかけください!
裏面には美篶の印が押されています。



ソフトカバーノートだけで使っているお客様もいます。
紙はみすずノートと同じ国産の紙を使っています。
少しクリームがかった色で万年筆のインクにも堪える紙です。
リフィルの表紙の色は「白茶」と「墨」。
基本はノートの見返しと同じにしていますが、別々に合わせても楽しいと思います。
ここまででも、たくさんの組み合わせがありますね。整理しますと…

①サイズを選ぶ(A5 or B6)
②ハードカバーの色を選ぶ(にぶ桃 or 赤 or からし or 松葉 or サックス or 黒)
−−−二冊目、御茶ノ水ショップでのご購入−−−
③中のソフトカバーノートの種類を選ぶ
④ソフトカバーノートの表紙の色を選ぶ
整理されたでしょうか?ちょっと大変ですが、選択肢の多い自由なノートです!




そしてさらに、大きめのA4,B5もあります。
ハードカバーケースノートA4 一冊2730円
A4のリフィルは無地のみのご用意となります。(A4ソフトカバーノート)一冊1470円
ハードカバーケースノートB5 一冊2415円

B5のリフィルは無地・方眼の二種類です。(B5ソフトカバーノート
A4は見開きで使うとA3サイズ。
他ではなかなか見ないサイズで、中にはこの大きさのものをを探して買いにきてくださる方も。
のびやかにスケッチができますね。




先日、ショップにこのノートを差し替えながら、
もう4年も日記として使って頂いているというお客様が替えのソフトノートをお求めにいらしました。
とても有り難く、嬉しいことです。ありがとうございます。


皆様のノートの使い方を伺うのはとっても楽しいことです。


それでは、まだまだ紹介しきれないハードカバーノートについて、またすぐに更新します!
次は本文についてもう少しと、もうすぐやってくる父の日へのご提案です。
雨がざあざあ降っています。
ショップの前の小さな鉢には、今日小さな木苺がなっていました。



店主の日記
 現在、「はじめての手製本」に次ぐ美篶堂の本、第二弾を製作中。
 河出書房新社より刊行の予定です!
 進みゆく撮影のレポートが読めます。今回も内容の濃い一冊になりそうです!

工場長の日記
 自主制作の革装の様子が紹介されています。
 なにやら、トラブルもあった模様ですが…今後の展開も楽しみです。

am